2013年1月25日金曜日

スクウェア・エニックス,中国Shanda Games,韓国Actoz Softの3社が提携。アジア市場におけるモバイルゲー

 スクウェア?エニックス,韓国のActoz Soft,中国のShanda Gamesの3社は2012年10月16日,SEOUL PLAZA HOTELで開催された発表会において,グローバルモバイルゲームビジネスのための戦略的な提携を発表した。発表会は,Shanda Games副社長でありActoz Soft社長のChien Tung Hai氏,スクウェア?エニックス代表取締役副社長 本多圭司氏,Actoz Softの副社長 Cho,Won Hee氏,Eyedentitiy Gamesのテクニカルディレクター Oh Tae Hoon氏などの関係者と,韓国メディア100社ほどが参加する大規模なものとなっていた。 ※現在,Actoz SoftとEyedentity Gamesは,中国Shanda Groupの子会社 左から,Oh Tae Hoon氏(Eyedentitiy Games),Cho,Won Hee氏(Actoz Soft),Chien Tung Hai氏(Shanda Games),本多圭司氏(スクウェア?エニックス)  同発表会においてShanda Gamesは,ゲーム開発,サービス,およびマーケティングの全分野にわたってスクウェア?エニックスとの戦略的な提携を結んでおり(),韓国市場を中心に,中国,日本,柲膝ⅴ弗ⅳ胜嗓蚪y合するグローバルアライアンスモバイル事業戦略と今後の進出計画を明らかにした。Actoz SoftやEyedentitiy Gamesも,提携によって有名IPを活用したモバイルゲームの開発,地域別のローカライズサービスなど,さまざまな分野で協力することになる。FINAL FANTASYやドラゴンクエストを始めとした有名IPを保有するスクウェア?エニックス,そして中国圏において自社開発のスマートフォン(Shanda Phone)などを展開するShanda Gamesの提携によって,ビジネスにシナジー効果がもたらせることが期待されている。  今後3社は,アライアンスの中核を「Co-Development」と定義して,定期的なミーティング,開発リソースの共有,企画?開発?運営を行っていく予定である。提携によって誕生したモバイルゲームは,日本ではスクウェア?エニックスが,韓国と中国ではShanda Gamesが担当し,それ以外の地域について別途協議が行われるという。  また今回の発表会では,アイオン RMT,2012年の下半期から順次リリースされるモバイルゲームのラインナップも公開された。  会場で注目を集めたタイトルは,スクウェア?エニックスの「FINAL FANTASY」第1作から“3”のオリジナル韓国語バージョン,そして「拡散性ミリオンアーサー」だった。 FF3作品の韓国語版は,アイテム課金が採用されるという。  そのほか,Shanda Gamesは「Magic Land 2」,Eyedentity Gamesは新作モバイルゲーム「Dragon Nest Labyrinth」「Mini Gears」,Playpie Gamesはソーシャールゲーム「Fallin Fallin」「Latale Town」「Hell Lord」など,2013年までに計25のタイトルが公開される予定だ。  今回の提携についてActoz Softの社長 Chien Tung Hai氏は「多くのスマートフォンゲームが登場する激しい市場で成功するためには,最適なサービスとローカライズが重要だと思います。私達は,スクウェア?エニックスとの提携を通じて中国,日本,ro rmt,韓国,柲膝ⅴ弗⑹袌訾胜嗓摔堡耄哎愆`バルモバイルゲーム市場のリーディングカンパニーを目指しています」とコメント。  またスクウェア?エニックスの本田副社長は「モバイルゲーム市場におけるコンテンツおよびネットワーク環境は非常に重要な要素となり,変化も早くなっています。ネットワークが強化されたゲームコンテンツをさまざまな地域に提供するためには,各国のパワフルなパブリッシャが必要です。Shanda Games,Actoz Softとの提携は,さまざまなゲームのリリース,そして各国のプレイヤーに合ったサービス展開というシナジー効果を生むでしょう」とコメントしている。
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