2013年2月25日月曜日

長寿シリーズの最新作「ニード・フォー・スピード ザ・ラン」のレビューを掲載。伝統を引き継ぎつつ,新たな

サンフランシスコからニューヨークまで駆け抜ける, 無法レースに挑め  毎年,最低でも1本,ときには2本の新作をリリースし続けているエレクトロニック?アーツのニード?フォー?スピードシリーズは,日頃レースゲームは遊ばないという人でも名前くらいは知っているかもしれない。その最新作となる「ニード?フォー?スピード ザ?ラン」(///)が2011年12月8日に発売されたのだ,Buy Diablo 3 Gold。いろいろとスピンオフ作品もあったりするので,これが何作目になるのか数え切れないが,ともかく,欧米ゲーム業界では一,アグ,二を争う長寿シリーズの最新作ということになる。 プレイヤーは,サンフランシスコからニューヨークまで駆け抜ける,交通法規完全無視のアメリカ大陸横断レース「ザ?ラン」に挑むことになる。一般車の隙間を走り抜け,警察の追尾をくぐり抜け,ライバルの誰よりも早くニューヨークに辿り着くのだ!  毎年出るとは言っても,ファンならよくご存じのとおり,サーキットでの純粋な走りに重点をおいたなどの「レース系」,そして公道レースやパトカーとのカーチェイスが面白いといった「モストウォンテッド系」が,毎年交互にリリースされてきた。前作がレース系の作品だったので,本作のゲーム性はお約束どおりモストウォンテッド系に近いものの,今回はレースの要素もたっぷり入っており,両方の特色を持った複合型になったという印象だ。  開発はニード?フォー?スピードシリーズのほかシリーズなどを手がけた,カナダのEA Black Boxが担当しており,ゲームエンジンにはスウェーデンのEA DICEが開発した「Frostbite 2」が使用されている。バトルフィールド 3並みに,これでもか,これでもかとぶっ壊れるボディ破壊の描写は一見の価値ありだ。また,主人公が車を降りて走り回るシーンでは,ヒューマンアニメーションシステム「ANT」が使用されており,レースゲームとは思えない動きを見せる。シリーズだけでなく,レースゲームジャンルの中でも初となる試みが満載された作品といえるだろう。シリーズも長期間にわたるとマンネリ化は避けられなくなるが,本作はそこに果敢に挑戦し続けている。 トップ以外は負け! ライバルと警察が相手の熱いストリートレース  腕の立つドライバーとしてストリートレース界で知られたジャック?ロークだったが,うぬぼれや傲慢な態度で敵を増やしてしまう。また,車のために作った借金が,返済できないほど膨れあがり,命さえも狙われるほど危険な状況に陥ってしまう
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