。 ゲームの現状としては,「60ドルゲームの王国」がある,とした。CoDの「Black Ops」や「Modern Warfare2」「Halo Reach」「Red Dead Redemption」「アサシンクリード ブラザーフッド」,そしてWii Fit Plusといった,アメリカの売上チャート上位を突っ走る,1本60ドルクラスの作品群のことだ。 これらの作品には常に新しい技術が投入され,アニメーションやモーションもどんどん良くなっている。けれどこれら上位組をよく見ると,いずれも開発元が基礎技術を確立しており,またRDRを除けば,すべて続編ものという特徴も有している。これら60ドルの巨人たちは良好なセールスを維持しているが,uggブーツ,一方で新IPは苦戦し続けているのだ。この状況を,氏は「ダビデとゴリアテの戦い」と評した。 そしてまた,60ドルゲームの王国が本当にうまくいっているのかと言えば,レイオフやスタジオ閉鎖が相次いでいるというのも実情なのだ。 閉鎖されたスタジオや,レイオフが行われた著名なスタジオの数々 日本のゲームの問題 60ドルゲームの巨人たちと比較して日本のゲームはどうかということになると,雲行きが怪しいこれはゲーム業界における一般的な見解と言えるだろう。実際,アメリカにおいてもかつては「日本でゲームの仕事をしていた」と言えば「それはすごい」と評価されていたのが,今では「日本から来たんじゃあ,もう古いんじゃないかな」と言われるようになっている。明らかに,日本のゲームに対する興味は低下しているのだ。 ライアン氏は,アメリカの開発者視点から見た現状の日本のゲームの問題を,以下のようにまとめた。 ■ゲーム体験が荒い プレイの印象が雑だったり,物理エンジンの挙動がイマイチだったり,ゲームバランスに問題があったりと,「本当にこれはテストされているのか?」という疑問を抱かれるタイトルが多い。 昨今では数百万ドルをプレイテストに投じるケースも増えているし,テスト専門の会社も存在するが,ライアン氏はKONAMI時代,週末に外国人をプレイテスターとして会社に呼び,テストしてもらったと言う。これによって,Cheap Diablo 3 Gold,ゲームが抱える問題はすぐに明らかになっていったそうだ。 ■ゲームの操作がグローバルスタンダードと異なる ?と×ボタンの機能が逆転しているのが代表的。日本では伝統的に?で進行,×でキャンセルだが,アメリカでは×で進行する
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